年を取ると涙もろくなって・・・・・

結婚式や披露宴の撮影に仕事で入って居ると

いろんな感動の場面を目にします。

もちろんそれを記録するためになるべく冷静に

周りに目を配り、感動のシーンを撮り逃さないように

神経を張り詰めています。

なんですが、、、。

最近半世紀以上生きてくると、新郎新婦がだんだん我が子のようになってきて

涙腺も弱くなってきます。

一番ヤバいのは、もちろんこのシーン。



『花嫁の手紙』

普通に兄弟やお父さん、お母さんへの感謝の気持ちを

涙をこらえながら読む花嫁を見ているとジーーンと来ます。

今日の花嫁さんお手紙は・・・

早く亡くなられたお父さんや、そのあと自分たちをお母さんと一緒に

育ててくれたおじいさんの事。

そのおじいさんもすでに他界され、花嫁姿を見せられなかった事を後悔していると・・・

涙を堪えるのが大変でした。

そんな中、お母さんも必死で涙を堪えておられましたが、

この方だけは涙を堪えきれなかったようです・・・



会場中が手紙を読む花嫁を見ている中、

お姉さんを正視出来ず、あふれる涙が止まりません。

娘さんがなんで泣いているのかと心配そうにお母さんを見ています。

この光景に、私は不覚にも泣いてしましました。

どんな演出よりも、真実が一番感動を呼ぶんですね。